途方に暮れる・・でも、めげない。 だって、私たちは「これから」なんだから。

【第2期】第3回 はらから福祉会(宮城県)

知識、見識を広げるには、先進事例から学ぶことが
重要と考えています。
ということで、今回は隊員の事業所ではなく、
高工賃実績を持つ事業所にやってきました。

-どこがすごいのか、何が自分のところと違うのか。

「事前課題シート」を使って、自事業所の課題を整理しつつ、
見学先への質問も用意して、いざ現地へ。

やって来たのは、宮城県の社会福祉法人はらから福祉会。
食品加工に特化し、7つの就労事業所全体で、年商5億円を誇ります。
利用者280人の平均工賃は5万円超。

武田理事長、太田総務部長を前に、まずは隊員が自己紹介と
今日の決意を述べます。

大塚からは、「いい働く場つくり隊」は単なる研修会ではないこと、
必ず3万円以上にするという強い思いで全国から集まったメンバー
であることを説明しました。

会の趣旨を理解してくださったお2人とともに、真剣勝負の学び合い
がスタートです。


▲全員で気持ちを整えてから・・

▲勉強会スタート!

■「工賃の中に支援がある」

太田さんは、法人内でもっとも工賃が低い事業所に赴任し、
平均時給を300円から600円に倍増させた伝説の施設長です。
「何をしたか」を淡々と語ります。

理事長からも、信念に基づく厳しい言葉が投げかけられました。
「1万円で暮らせといわれて、暮らせるか」


▲左 太田総務部長 右 武田理事長

▲たくさんの気づきがあります

講話のあとは、車に分乗して、パンやレトルト食品を製造している
「くりえいと柴田」へ。
設備の充実も、利用者の仕事ぶりにも、圧倒されますが、
何かつかみたい一心で、皆次々に太田さんに質問を投げかけます。


▲クリエイト柴田 到着

▲隊員からも様々な質問がでてきます

太田さんからは
「いっぱい失敗している。使われなくなった機械があちこちにある」
というお話もありました。

見学を終え、感想をシェア。
Hさん
「支援と工賃は別のものと思っていたけれど、そうではなく、
工賃の中に支援があるんですね。」

Kさん
「できない理由を探すのではなく、どうやったらできるかを
考えなくちゃいけませんでした。」

■目標を明確化

「工賃決定のための評価について10円単位で話していたけれど、
それは間違っていたのかもしれない・・
誰かがつぶやきました。

「年金+工賃で、地域であたりまえの暮らしをする、という視点で
目標工賃を計算したら、いくらなのか?今、ここで確認しましょう。」
大塚から声がかかります。


▲右 FVP大塚

▲表情がかわってきました

大塚の発信で、全員、改めて目標工賃総額を計算しました。
年金+5万円を目標とした人は、
「5万円×利用者数×12ヶ月」が年間の工賃総額目標です。

現状の何倍か、一目瞭然。
これが、一人ひとり、心に決めた利用者への決意表明です。

■ここからが本当のスタートだ!

目標と現実のギャップに気づいた隊員が
現状を話し始めます。


▲事業所の課題を発表

▲各隊員の悩みにアドバイス

細かいところまで、数字で現状をおさえていない。
自分の担当以外は無関心だった。
営業しなきゃと構えているだけで、何も動いていなかった。
やれることはいっぱいあるのに。
うちの事業所は理念、方針が固まっていない。どうしよう。

「うちの事業所は利用者にとってブラック事業所です。」・・・
気が付くと、3時間以上もディスカッションが続いていました。


▲自分のことも事業所のことも、できていることも、課題も・・この際、みんな聞いてもらおう!

▲すぐにギャップは埋められない。けれど、まだ何もやってないんだから、やればいいんだ。

高い山が見えました。
でも、その高い山に登ることを、
「今日、ここで決めた」。
そんな表情の隊員の皆さんです。

ああ、へとへとだあ・・
おなかもすいたけど、そんなこと言える雰囲気じゃないし・・

■はらから製品で乾杯

もう限界、という夜8時30分。
ようやく第2部へ。

バラエティ豊かなはらから製品を囲んでの懇親会です。
牛タン、豚串、豆腐サラダ、ピザ・・
さすがにお酒は自主製品じゃないけれど、十分にパーティーメニューがそろいます。

おいしい。

でもちょっと情けない気持ち・・

明日からどうしよう。
そんな隊員の気持ちを察するように、はらから福祉会の
イケメン施設長チームが温かく迎えてくださいました。


▲施設長チームのみなさま

▲1日お疲れ様でした


▲はらから製品で懇親会

▲隊員と武田理事長

「学ぶことは楽しい、けど、厳しさも学んだ今はちょっとしんどい。」
あふれる思いで、うまく言葉にならないメンバーたちに、
他の事業所の施設長さんたちからも率直なアドバイスや温かいエールが
贈られました。・・・

■翌日は仙台市内の事業所へ


▲すぴなっちのリサイクルショップへ

▲仙台のA型事業所びすた~りでランチ

翌日は、仙台にある隊員の事業所にお邪魔して、
リサイクルショップを見学、
その後はご近所のA型事業所「びすた~り」でランチ、
最後は被災地を訪ねて、帰路についた皆さん。
充実の2日間でした。ここからさらにピッチをあげていきましょう!

(お世話係 田澤)

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