第5回勉強会 @わくワーク(長野県)《前編》

第5回目の勉強会は、長野県にやってきました!
社会福祉法人花工房福祉会 わくワーク 宮澤さんが今回の担当者。

わくワークの平均工賃は、28,000円。
隊員の中でも最も高い平均工賃を出しています。
3万円は通過点。
目標は5万円、という事業所です。

メイン作業は、受託作業や施設外就労、業務委託など。いわゆる受注系の仕事で3万円近くの工賃を既に出しています。

一同まずは、花工房福祉会の法人内事業所をぐるりと見学。
月の売上3,000万円のパン事業の現場も視察。
途中、同法人の事業所エコーンファミリーが運営する豆富喫茶「ソルティ」で美味しい豆富づくしのランチをいただき、バスに揺られて、わくワークへ。

アパートのような小さな商業ビルの1室にありました。
利用者は箱の組み立て作業中。
障害者施設ではよく見かける生産活動の現場、
ともいえます。
ですが、工賃28000円を出している。

「(箱折の)利用者は何枚自分が折れるのか、自身の生産性を把握 しています。1枚折ればいくらになるのか、失敗したらいくらになるの かも知っています。」(米山サービス管理責任者)

わくワークでは、PDCAをくるくる回せています。

隊員の宮澤さんいわく、
花工房福祉会全体で毎月開かれる会議が「大きなPDCA」とのこと。 各事業ごとの行動計画の振り返りをし、法人全体の売上状況が どうなっているのか確認し、戦略を立てます。

会議で決まったことを、回していくのが現場レベルでの「小さなPDCA」。 宮澤さんはわくワークの職員として、この現場のPDCAを着実に回しています。

工賃アップ成功の5か条を確実にやれば、成果は必ずついてくる。
このことを私たちに教えてくれている事業所です。

見学後は、所長の小池さんを交えてディスカッション。
隊員たちは、工賃アップ成功の5か条に沿って質問を投げかけていきます。

どうやって経営理念を職員に浸透させているのか。
どうやって目標や計画を共有しているのか。
どうやって立てた計画を職員が実行に移するのか。
年上の職員にはどのように働きかけたらいいのか。

隊員一人ひとりが、自分の事業所で、地域のリーダーとして
リーダーシップを発揮していくために抱える課題について
次々質問がでてきます。

「ずくが足りない。もっとずくを出さないと!!!」
・・ずく?

長野の方言だそうです。
「物事に立ち向かう気力や活力、勇気などを表す」とのこと。

ずくを出しきっているか、出しきっていないのか。
できない理由を探してあきらめていないか、
自分を慰めていないか。

この時間だけでは到底終わりません。

一端、続きは懇親会へ・・


▲わくワークの宮澤さん

▲小池所長

▲お豆喫茶ソルティ!

▲大豆尽くしのランチ♪ディップおいしかった!

▲バスの中でも質問タイムが続きますっ

▲わくワークの米山さん

▲わくワークでの作業の様子

▲ディスカッションタイム!

▲増田さん♪

 

(いい働く場つくり隊 お世話係 田澤)

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