内閣府地方創生推進事務局次長の岡本直之さんの講演を聞きました。
なぜ地方創生が必要か。
日本は既に人口が減少に転じています。
団塊世代が75歳に達し、人口の5分の1が後期高齢者になります。
日本の財政は豊かさとは真逆です。国の借金は膨らむばかりです。
きれいごとでなく、日本はこれから一層シビアな局面に突入します。
どうなるか、誰にもわかりません。
どうすればいいか。・・
「一人ひとりが心底すごい日本人になることだ」。
最後に先生はそうおっしゃいました。
ただ、真面目に頑張っている、では全然足りない。
「心底すごい人になれ・・」か。
とっさに浮かんだのは、地域に点在している事業所と職員の皆さん。
皆さんこそ、「すごい福祉人」「すごい地域リーダー」にならないといけないって
ことだと思ったわけです。
いい働く場つくり隊プロジェクトでは、働き盛りの施設長さんや中堅の職員さんに
たくさんお会いします。
皆さん、とても素晴らしい資質をお持ちで
今でも十分頑張ってくださっているので、
「もう少し頑張って、成果を出しましょうよ」と
思っていましたが、「ちょっと」じゃダメなんだと
言われた気がしました。
近視眼的に、目先の工賃だけ考えてもうまくいかないということかもしれません。
すっごい日本人じゃないと、これからの日本で、結果を出すのは
難しい。
そんな環境で、事業所を活気あふれる場所にし続けるには
すっごい福祉職員でなくちゃいけないみたいです。
志の高さは皆さんとお目にかかって十二分にわかっています。
志をもって、目標を達成するには、考え方もスキルも、人間力も
もっともっと高みを目指す必要がありそう。
視野ももっと広げなければ。
気づけば、周りは80歳の人ばかり。お客様も働き手もいない、という
状況が当たり前になっているわけですから。
5年経ってから、どうしようと言っても遅い。
急がねば。