しゅうろうCAFE ~ウェビナーの巻~   ★開催報告★

「手前みそですが、「いい会だなあ、またやりたいなあ」と思いました」

秋深まる2020年11月21日。3連休初日の午後に、オンラインで、いい働く場つくり隊の新企画「しゅうろうCAFÉ ~ウェビナーの巻~」を開催しました。

コロナで集まりにくくなったけれど、同じ志を持つ人と、同じ悩みを抱えながら頑張る人たちと、今だからこそ話し合いたい、つながりたい。そんな方たちにお届けした今回のオンラインイベントでは、全国から4組の多彩なゲストをお招きし、トークショーを展開しました。

ナビゲーターは、フリーでSDGSや障害者支援の仕事をしている山本ゆかりさん。FVPのOGです。知る人ぞ知る「ATARIMAEプロジェクト」のディレクターとして活躍していた人です。

トップはKAIGO LEADERSのコミュニティマネージャー、佐々木将人さん。KAIGO LEADERSは、「介護のリーダーは日本のリーダーになる」というビジョンのもと、介護職の皆さんに「学ぶ場」と「作る場」を提供し、意欲ある若者が成長できるコミュニティを作っています。

なんか、いいな。「いい働く場つくり隊」もそういうコミュニティにしたいな。そう思ってお話を聞きました。 聞いている皆さんも、同じように思ってくださったのではないでしょうか。

第2部は、各地の障害福祉事業所の方にご登壇いただいてのリレーセッション。 最初は、株式会社クリエイターズ リハビリ型就労スペースリハスの寺井さんと、デザインを担当するカエルデザインの高柳さん。自主製品のデザイン性って、この10年でずいぶんレベルアップした感じがしますが、かわいければいいのか、きれいなら売れるのか、疑問に思うところがありました。お2人の話を聞いて、“あ、なんか違ってた”と気づいた方も多いと思います。どういう仲間と未来を創っていくかを考えることがブランドづくりのスタートライン。

大変そう、でも、希望を感じるお話でした。                                                              

続いては、IT関連事業やアイドルイベントの仕事で、障害者の仕事を次々生み出している株式会社カムラックの賀村さん。アイデア、行動力に圧倒されつつ、お話が楽しくて刺激的で、元気を分けてもらいました。企業と連携するには、勉強し、提案し、甘えなく仕事を引き受けることが大事なんですね。最初の一歩は、まず賀村さんに連絡をとって、見学に行くことかもしれません(今はちょっと厳しいですけれど・・)頑張らねば!

最後は、社会福祉法人光林会るんびにい美術館の板垣さん。板垣さん自身のお話を交えて、障害のある方と出会い、関わることで得られる豊かさについて、語ってくださいました。もっといろいろな人に知ってもらいたいと、個人的な活動も始められ、企業のイベントや支援者向けの研修などですでに変化が起きているとのこと。私たちも、この仕事の魅力に改めて気づかせてもらえました。ほっこりうれしく、また、ミッションも再確認できましたね。

山本さんが柔らかくも熱くゲストに投げかける問いに、皆さん真摯に応じてくださいました。「そういう考えとか言葉にしびれちゃって~」の連呼。それぞれの方に対するリスペクトは皆さんにも共感いただけたと思います。

土曜の午後、3時間のCAFEタイムにお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!

楽しかったですね。またやりますので、どうぞお楽しみに。

最新の記事情報が取得できます
Copyright 2024 いい働く場つくり隊