うちがやらなきゃ、誰がやるのか

いい働く場つくり隊の取組を通じて、今期もたくさんの出会いがありました。

島根と山口の県境にある事業所では、県をまたいで利用者を送迎しているとのこと。
気づけば送迎バスを何台も出している。
「うちがやらなければ、この方は一生在宅。」
かつては特別支援学校もなく、中等部から寮生活だったそう。

八戸駅から小1時間。車窓の両脇に残る雪を見ながら、
急な坂道を登った集落の一角に事業所が建っている。
理事長夫妻が何十年にもわたって、地域の障害者の働く場を作り、育ててきた。
「自立のために、いくら必要なのか、ずっと議論してきた。3万円かなと
思っていたので、今日、そのことが確かめられてうれしい。」
職員さんからそんな感想を聞く。

最寄り駅は自動改札のない駅だったり、1本電車を逃したら、1時間半待ちぼうけだったりする場所にも事業所はある。
カフェをやっていると聞き、行ってみると、人通りの少ない、シャッター商店街の
ど真ん中に店があることもしばしばである。

日本全国。隅々にまで、障害のある人たちの就労の場がある。
人が少なくても、高齢化が進んでいても、働く職員さんたちだって、
決して若くないけれど、それでも皆さん、口をそろえて「工賃を上げたい」と
おっしゃる。

だって、うちがやらなきゃ。
この人たちは、事業所を選べないんだから。

各地の事業所で学んだこと。
厳しい環境にも負けず、志を持って事業所を動かす支援さんたちは、
「重度化・高齢化」を言い訳にしない。
言ったってしょうがないことは言わない。
ただ、目の前の利用者のために、何ができるかを考えている。

新たにいただいた、たくさんのご縁に感謝。

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