2019年1月18日(金)②
「私、仲間と作った事業所をやめて、
新しい事業所を自分で作ることにしました。」
彼女の話に、みな、じっと耳を傾けました。
居場所ではない、ちゃんと働いて、高い工賃を払える
B型をつくろう、と意気投合して
始めたはずだったんです。
なのに、いつの間にか、
利用者に安心して通ってもらい、
心地よい1日を過ごしてもらって、
気分よく帰ってもらう場所になっていました。
▲いろいろ出てくる、疑問と不安
利用者の話を聴いて、希望を聴いて・・
なんか違うな~と。
「ここはスナックか?」って。
自分で作っておいて、辞めてしまうことには抵抗も
あったけれど、このまま、ここにいてはダメだと思いました。
で、思い切って自分でやることにしたんです。
「スナック」という昭和の香り漂う、絶妙な単語に
一同、ぐいっと吸い寄せられる…
おぉ~
スナックって!
わかるわ~
確かに。
いかん、スナックは!!
立上げちゃうんだ。すごい!
私たちが目指すのは「働く場」だ。
「いい働く場」だ。
一人ひとり、なぜ今ここにいるかが
ストンと腑に落ちた瞬間でした。
いい働く場つくり隊の勉強会は、生きた学びの場です。
わかったふりをする必要はなく、形式的な計画を作る
必要もありません。
「結果にコミット」は「利用者に何をコミットするか」
と同義です。
そのためには教科書的なことだけじゃ、足りないのが
わかっているから、ここに集まる。
きれいな答えは見つからないかもしれないけれど、
「あっ」という気づきにコツンとあたり、
「おお、そうだったのか」という感覚がつかめれば
5か月がその先の結果につながるのではないかと
思っています。
とても印象的なスタートになりました。
筋肉とスナックとわたし(笑)。
▲顔を合わせて話す、いい雰囲気!
その後のナイトセッションも
大いに盛り上がったことは言うまでもありません。
4期もツワモノぞろい。
この先が楽しみです。