いい働く場つくり隊第一期は、早くも4回目を迎えました。
残すところあと3回。
隊員たちの「顔つき」は確実に変わってきました。
第4回目は、東京都町田市にあるボワ・アルモニーで開催。
担当隊員は、施設長の西尾さんです。
勉強会に向けた事前準備の中で、工賃3万円の達成時期を西尾さんは決めました。
『平成30年3月までに工賃3万円。』
ボワ・アルモニーの平成27年度の平均工賃は12,000円。 定員45名に3万円を払うには、月額粗利135万円が必要。 この135万円をどうやって稼ぐかが今回のメインテーマです。
今日も、「数字」ととことん向き合います。
月135万円粗利を稼ぐためには
「何をのばす?」
「何をやめる?」
「何を新しくやる?」
まずは、既存事業の見直しからスタート。
ボワ・アルモニーのメイン事業は、受注作業です。
売上の2本柱はこちら。
・2~3個パックのゼリーやヨーグルトの下に敷かれている台紙の型抜き作業
・DMの封入・封緘作業
「既存事業を現状維持しつつ、新規事業で粗利を引き上げたい!」 というのが西尾さんの案。
隊の行動指針には、「本音でぶつかれ」という項目があります。 隊員たちは、職員になったつもりで意見をぶつけあっていきます。
何が、いくら、変わるのか?
工賃3万円にするためには、職員を巻き込み、理事会や親への説得が不可欠。
周りを納得させるためには、「これぐらい」といった曖昧な表現でなく、 至って論理的に裏付けていく必要があります。
具体的な意見がどんどんでてきます。
「DMも台紙も消費税が入っていない」
「値段が安すぎる・・これだけ機械化しているんだから企業とも交渉できるのでは?」
「今受けている企業へ施設外就労に行ってもいいのでは」
「お昼前の片付け15分は必要・・?作業時間に回せないの?」
既存事業の見直しといっても、現状を変えるという発想は、事業所職員間だけではなかなか見えてきにくいもの。
「あー、そうですね。一人で考えていても気が付かなかった」(西尾さん)
まだまだ議論したりないなぁと思いながも、検討課題としてあげたタスクは、10個。 あとは、行動あるのみです!
(後編は懇親会での隊員たちの1ヵ月の活動報告についてご報告します!)
▲今回はこのメンバー!
▲ボワ・アルモニ-
建物が大きく上手く撮れていません・・
▲分譲へ移動中・・
▲分譲に到着!
▲写真左 西尾さん
▲内装にはこんな素敵な
ステンドグラス
▲ディスカッションスタート!!
▲西尾さん。決意を語る。
(いい働く場つくり隊 お世話係 田澤)