【第2期】第5回 NPO法人プラスワン えみふる(富山県)3/3
今回のナイトセッションは、宿泊先のホテルでやることにしていました。
今回は合宿スタイル。男性隊員、女性隊員それぞれ、広い和室をとりました。
ナイトセッション会場は、もちろん男子部屋!
座布団をもって、集合です。
残りわずかになってきた勉強会。
後悔なきよう、じっくり話をしようじゃないか!!!
(それって、もしや、1期の活動報告で見た“朝までセッション”というやつじゃ・・)
▲とりあえず、乾杯!1日お疲れさまでした!後半戦もがんばるぞ~
ごはんもお風呂も済ませて、集まったのは夜9時。
乾杯の合図とともに、えみふるケーススタディ第2幕がスタートしました。
大塚が口火を切ります。
「寺西さん、今、どんな気持ち?」
お店ではうまく言えなかったこと。
悩んでいること。
困っていること。
寺西さんの言葉に隊員一同、耳を傾けます。
▲悩みを語り出す寺西さん
現場は教科書どおりにいかないことばかりなんだよね・・
さまざまな事情が絡み合って、現状があることは、みんなにもよくわかりました。
上司に提案しようにも、知識・経験値の差にどうしてもひるんでしまう。
成果はそう簡単に出ないので、自信も持てない。
どうすればいいんだろう?
自分だったら、どうするだろうか?
お世話役の田澤がみんなの意見を模造紙に貼っていきます。
(すでに真夜中。お酒が入っても、作業の手が止まらない。
さすが、朝までセッションに慣れているぞ・・)
▲皆さんの意見はこんな形に整理しました
貴重な意見を流してしまわず、ストックします。
「なぜ3万円なのか、伝え続ける」
「小さなことでもやり続ける」
「お客様の情報を集める」
「数字について、上司にわかるまで教えてもらう」
表面的な解決策を列挙したところで、
なにも変わらないことは、わかっているので、
いい加減な発言はありません。
▲ビールの缶が目立ちますが、真剣に考えてます!(寝てませんから・・)
他人事でなく、みな必死に考えました。
夜はどんどん更けていきます。
明確な答えが見つかったわけではないですけれど、
話している間に、寺西さんの気持ちは、固まってきたように見えました。
▲「寺西さんの勝気なところが好きなんだけどなぁ」
大塚のつぶやきに応え、吹っ切れた表情の寺西さん。かっこいい!
そこからさらに、全員の活動状況、進捗を確認し、
長い長いナイトセッションは終了しました。
(朝までではありません、念のため。)
「えみふると同じ課題がうちにもあるなあ」
「愚痴を言っても仕方ない」
「やるしかないでしょ、自分・・」
眠い目をこすりつつ、悟った隊員の面々なのでした。
▲「はらから製品の仕入れ販売が大成功。高単価でも売れるって自信がついた。」
と元気に報告してくれた高橋さん。
朝を迎えると、寺西さんは、元気に土曜日の勤務に向かいました。
この後、隊員が事業所でどんな大暴れ(?)をしてきてくれるか、
楽しみです!
次回はいよいよ最終回。東京に戻って勉強会を締め括ります。