高知2日目。
梅雨どきにもかかわらず、今日もいい天気です!
みんな自分が晴れ男、晴れ女だと思ってる(笑)。
今日は朝から、ワークスみらい高知の事業所を、
竹村さんの案内のもと、ぐるぐる回ります。
最初に訪れたのは、「甘味茶寮さくらさく。」
休日の朝、モーニングセットを楽しむご夫婦やファミリーで
にぎわっています。
▲店内はゆったり、コストパフォーマンスも抜群!
その充実ぶりと値ごろ感。朝からケーキをほおばる人の姿も見られます。
フロアのスタッフはA型のメンバーさんです。
▲食べて飲んで、聞いて、話して、学びました。
「ここは繁華街にある昨日の店とは違う。住宅地の店だから…」と
竹村さんの話に耳を傾ける隊員たち。
「職員にはそれぞれの得意分野で活躍してもらう方針。メニューもよく変わるけれど、
店のことは、基本的に店のスタッフを信頼して任せている。その仕事に合った人がやる
ほうが、いいでしょ。」
続いて、カフェ併設の菓子製造工場
「STRAWBERRY FIELDS( ストロベリーフィールズ)」へ。
ケーキやどら焼きの工場です。
夏場はゼリー系の冷たいデザートが主力商品。
色とりどりのカップスイーツを次々箱詰めし、出荷している様子を見学しました。
▲一つ一つ手作業で行われている様子を見学。
スーパーとの取引開始経過も話してくださいました。
「A型は最低賃金出さなきゃいけない。仕事がないとダメだから、受注と設備投資は同時並行で。」
続いて徒歩3分の「M‘s factory」へ。
土曜日であまり稼働していないからパスする予定だったというこの事業所も
特別に見せていただきました。
意外にもあまり広くない厨房と店。
ここで、40種~50種のお弁当を日々800個も作っているというのは驚きです。
しかも注文はその日の朝。
どうしたらそんなことができるんでしょう?!
▲えっ、この広さで50種類?!
お弁当をやっている事業所、お菓子やパンを作っている事業所は、
売上アップのヒントをなんとか探そうと必死です。
▲伝票に真実がある
あふれる情報におぼれそうになりながらも
気づきを次々メモに書き込んでいきます。
すでに100個以上の気づきを得た人も。
午後もまだまだ事業所見学は続きます。
土佐茶カフェANNEX、
アートゾーン藁工倉庫、
本部のビルにも立ち寄って・・
自由民権記念館にあるM’s placeの支店にも。
▲また、食べてます。隊員の胃袋、ハンパない。
素晴らしい就労の場は、忙しい職場、お客様が集まる場で
あることを実感した隊員一同。
竹村さんが何度も口にした
「『業』をつくれ」という言葉をかみしめていました。
中途半端な設備、少ししかお客様の入らない店、
待機時間ばかりの利用者。
そんな「おままごと」では、いつまでたっても工賃3万円は
実現しない。
「勉強になった」と熱く感想を語る人はたくさんいる。
名刺交換もたくさんした。
でも、その後、実際に取り組んだ人、成果を出したと連絡を
くれる人はあまりいない。
今日、ここにいる皆さんには是非行動を起こしてほしい。
竹村さんがこれまでに作ってこられた事業所をほぼ全て
見せていただき、厳しく温かく、指導いただいたことに感謝し、
覚悟を決めた隊員の皆さんでした。
さあ、それぞれ事業所に帰って、頑張るぞ!!
▲「はい、3万円!!」