- パンの外販に力を入れています。
利用者にもわかりやすいので、「完売」が目標になっていますが、売上などの数値目標を示すべきでしょうか?
利用者の中には数字の理解が難しい方もいて、今のところはやっていませんが、これでいいのかなと思うことがあります。
アドバイスをお願いします。 完売したらうれしいですよね。
利用者のモチベーションも上がり、やりがいや達成感にもつながります。
ですが、工賃アップを目指すには、
売上目標や実績の共有が絶対必要だと思います。全員が同じレベルで理解できなくても、
今日は外販でいくらの売上が目標だ、
今月の目標はいくらだ、
ということを明確にし共有することが重要です。「完売」を目標にすると、量が少ないほうが成功しやすいということになり、
「売れそうな数」→「確実に売れるであろう数」を作る。結果的に、生産量も売上も小さくまとまってしまいます。
たくさん並べれば売れるのに、店頭に商品がないために売れないことを
「機会損失」といいます。「売上目標を掲げることは利用者のストレスになる」
という職員さんが時々いますが本当にそうでしょうか?就労の場なのですから、
お客様の評価である売上を共有するのは当然のことだと思います。販売先別の毎日の売上を朝礼や終礼で共有している事業所もたくさんあります。
口頭ではわかりにくいため、ホワイトボードや紙に記載して、共有しています。売上目標を棒グラフにしているところや、
目標達成したら造花を壁に貼っている事業所もありました。年間目標を達成したら、温泉に行くと決め、
単位あたりの売上を温泉マークにして壁中、マークが積みあがっている事業所も見ました。工夫の余地が大いにありそうです。