地域の事業所が集まって、イベント販売会をやっていますが事前の準備や当日の職員配置を考えると負担が大きいです。イベント販売ってどう考えたらいいものですか?

地域の事業所が集まって、実行委員会形式で年3回、イベント販売会をやっています。利用者はイベントで売るのが好きですし、他の事業所の利用者や商品を知ることができるのは、職員にとっても良い機会だと思うのですが、正直、事前の準備や当日の職員配置を考えると負担が大きいです。かといって、うちだけ参加しないと言ったら角が立ちますし・・。イベント販売ってどう考えたらいいものですか?

事業所にも働き方改革の風が吹いています。長時間労働は職員のやる気とは別問題。無邪気に頑張れと言う時代ではありません。支援員には1日、1週間、1ヵ月の利用者の就労をどのように計画し、売上・利益・工賃の向上につなげるかが問われています。イベント販売は、地域に事業所の存在や取組を知ってもらう啓発的な要素、利用者が社会との接点を持つ機会、そして自主製品の販売機会という3つの側面を持つため、目的がぼやけてしまいがちですが、企画する場合も、出店者の一つとして参加する場合も、イベントの趣旨を確認した上で、事業所として何を目指すのかを明確にすることが重要です。

工賃向上の観点で考えれば、複数の事業所が共同で行うイベント販売は手間がかかりリスクの大きい販売方法です。事業所が集まり、地域に対して、福祉の集合体として広告宣伝、プロモーション、あるいは啓発の場を考えれば理にかないますが、そうであるならば、そこで出会ったお客様にその先、どうアプローチするのかを考え、準備して臨まなければ意味がありません。

お客様は日常のつまらない買い物よりライブ感を楽しみたいと思っています。魅力的な商品とコミュニケーションの仕掛けがあれば、イベント販売の効果をもっと高めることも可能だと思います。しかしながら、です。事業所が足並みそろえてそれだけのエネルギーを注げるのかどうか・・惰性で続けるくらいなら一度見直しても良いのではないでしょうか。もちろんその分、いやそれ以上の売上を別の方法で確保することを考える必要はありますが。

 

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