「仕事はほどほどでいい」「工賃はそんなにほしくない」という利用者の働く意欲を引き出すにはどうしたらいいでしょうか?

「仕事はほどほどでいい」「工賃はそんなにほしくない」という利用者の働く意欲を引き出すにはどうしたらいいでしょうか?

「魅力的な仕事づくり」が先決です。モチベーションはあとからついてきます。

「利用者のモチベーションが上がれば、仕事量を増やし、工賃を上げられるのに・・」この質問をされる方の心の声が聞こえてきます。
モチベーションを上げてから仕事に取り組んでもらおう、という考え方ではなく、「やりたくなる仕事と環境を用意する」のが支援者の仕事です。
長い間、ゆっくりマイペースで、仕事をすることに慣れてしまった利用者に、ただ”頑張れ”と言ってもうまくいかないでしょう。
そこは利用者任せにせず、「質・量ともに充実した働く場づくり」を職員が再設計する必要があります。
時には、職員が率先して、難しい仕事に挑戦する姿を見せることも求められます。「頑張りたくない」という利用者の言葉を借りて、変化を恐れているのは、実は職員のほうではないですか?「あなたの力が必要なんです」と役割を明確に伝えれば、きっと利用者もその期待に応えてくれます。

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